元気で活発な微生物が沢山棲みついている味噌でないと本物ではありません。健康を守り日本の国土に様々な文化を誕生させるエネルギー源になってきた食の歴史的原点は大豆を醗酵させて熟成させた味噌です。毎朝毎晩美味しい味噌汁を食べましょう!味噌の中のアミノ酸にアルコールを分解する作用があるので二日酔いにも効果抜群です。
◎昔から伝わる「味噌の八徳」をご紹介します◎
味噌は長生きの素
老化現象に待ったをかける成分がたっぷり入っていて大豆タンパクが微生物によって分解されてできたアミノ酸とリノール酸とビタミンEが総合的に威力を発揮して血管・体細胞・脳細胞の老化を防止する。
驚異的な生菌効果がある
醗酵食品なので生きた微生物が沢山繁殖しており乳酸菌や酵母等百六十種類にものぼり、これらは生きたまま腸内で善玉乳酸菌の増殖を応援したり新たな栄養成分を生産する。植物性でありながら微生物を通して動物性アミノ酸を摂り、肉食と違ってコレステロール「ゼロ」。
頭の血のめぐりを良くする
味噌に含まれている消化の良いアミノ酸やビタミンEが血管壁をしなやかにしレシチンが脳細胞の老化を予防する。細胞を若々しく保つためには、血管や体細胞、脳細胞に過酸化物質を溜めないことが大切なのです。
胃がんの予防食
昭和56年の朝日新聞に毎日味噌汁を飲んでいる人はガンで死ににくいという記事が掲載されている。何故予防できるのかは解明されていないがガンの直接原因は活性酸素と言われ味噌の成分が活性酸素を抑えていると考えられている。
優れた整腸剤
味噌の中の大豆タンパクがアミノ酸化されスープ状になって消火吸収が良いだけでなくその中の活性度の強い消化酵素が食べ物の消化に役立ち、他の食品の消化吸収を助ける働きをします。
タバコの害を防ぐ
昔からタバコのヤニは味噌汁を飲めば消えるという言い伝えがある。味噌の中のビタミンB郡による。ヤニとり効果の強いのは納豆汁やわかめ汁。
毒消し
味噌の中の微生物と大豆繊維が合体して腸内の腐敗菌や有害物をからめとり体外に押し出す。またジピコリン酸という物質が含まれていて放射性物質を吸収して排出する作用もある。
万能
多種多様の用との中の一つが外用で戦国時代には打ち身・肩こり等に味噌を和紙にひきのばして用いたとか、又幹部に味噌を敷いて艾灸をすえると痛みがおさまるという効能もあると記述されている。